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<愛を語る> ハイネ <のような・・・>

1 :名前はいらない:04/03/10 22:24 ID:Ltoq6+D8
何故ここにはハイネのスレがないんだ?
ハイネ好きな人いますか?

2 :sirabe ◆Q531BMQ/Wo :04/03/11 03:29 ID:sfLCvoWC
なんで誰も2ゲットしないんだ?
ここにはハイネ好きな人はいねーのか?
なんちて

3 :sirabe ◆Q531BMQ/Wo :04/03/11 03:32 ID:sfLCvoWC
ちなみに僕は別にハイネファンじゃないですけど。
「春の嵐」だっけ?は読んだことがありますね。
足をケガしたイケメンが青春時代を棒に振って、作曲家になるやつ。

4 :1:04/03/15 23:45 ID:CMSb6N2u
>>3
春の嵐?
それはヘッセだろ?
ハイネだよ。

ボオオオオオオオオオオオオオ毛エ!

5 :sirabe ◆Q531BMQ/Wo :04/03/16 00:39 ID:3T49jMns
えっ、そうだっけ?マジボケでした。
じゃあ、ハイネは名前しか知らないな。


6 :sirabe ◆Q531BMQ/Wo :04/03/16 00:43 ID:3T49jMns
誰も2取らないから取ったのに。1さんがなんかネタを振らないとだれも
こんで。

7 :1:04/03/16 12:19 ID:bWnQOZWh
>>6
「山のこえ」

山峡を 騎士ひとり すすみゆく

かなすいげに うちしずむ 濁の音

「いま おれの 行先は 恋びとの 胸なのか

それとも ゆくては くらい墓」

山のこえが こたえる

「くらい墓」

8 :1:04/03/16 12:23 ID:bWnQOZWh
その騎士は ひきつづき ただ進む

そしてまた ふかぶかと 吐息する

「もう おれは このまま 墓へいくのか

それもよし 墓には いこいがある」

山のこえが またいう

「墓には いこいがある」

9 :1:04/03/16 12:25 ID:bWnQOZWh
うれいげの その騎士の 頬からは

一滴の なみだが おちる

「墓だけが このおれの いこいの場か

それならば おそらくは 墓がいい」

こえはうつろに こだまする

「墓がいい」

10 :sirabe ◆Q531BMQ/Wo :04/03/16 14:05 ID:22dLzjly
不勉強にしてよく知らないのですが、それはハイネの詩なのですか?
何か教訓を含んだ詩のようですが。
んー、僕の見たところその騎士はマザコンですね。
マザコンはいこいとか真実とかが大好きですからね。
彼が恋人の胸にたどりつけたとしても、安らげることはないでしょうね。
自分の声に導かれて彼が墓の中で安らげるのなら、
悲しくても、それもまた愛といえば愛かもしれないですね。


11 :sirabe ◆Q531BMQ/Wo :04/03/16 14:11 ID:22dLzjly
まあその、もうちょっと愛の歌らしい詩ってないですか?
ちょっとへこみ気味で。「山のうた」みたいなのは正直キツイので
す。

12 :sirabe ◆Q531BMQ/Wo :04/03/16 14:14 ID:EAGZ/8Eo
×「山のうた」→ ○「山のこえ」

13 :1:04/03/16 15:07 ID:bWnQOZWh
>>11
「ばら ゆり」

ばら ゆり はと 太陽

むかしは それらに うっとりとした

だが もういまは おまえだけ

ちいさな かわいい きよらかな

愛のいずみよ ああ おまえこそ

ばら ゆり はと 太陽


14 :1:04/03/16 15:12 ID:bWnQOZWh
「夜のおもい」

夜 ドイツをおもうと

ぼくは眠れなくなる

どうしても目がふさがらず

あつい涙がながれ出る

年は来て 年は去る

母と会えなくなってから

もう十二年たった

せつないあこがれは増すばかりだ

15 :1:04/03/16 15:15 ID:bWnQOZWh
せつないあこがれは いよいよ増す

心は母のことばかり

老いた姿をいつもおもう

神さま 母をおまもりください

母もぼくをおもっている

手紙をみるとよくわかる

どんなに母の手がふるえ

どんなに心が動いたか

16 :1:04/03/16 15:18 ID:bWnQOZWh
母はぼくの胸にやどってる

ぼくの腕で抱けなくなってから

十二年もの年がながれた

十二年もの年が去った

ドイツはいつまでもつづく

ドイツは心から じょうぶな国だ

樫や菩提樹とともに

ドイツは変わらないだろう

17 :1:04/03/16 15:19 ID:bWnQOZWh
母さえいなければ ぼくは

こんなにドイツをあこがれまい

祖国は ほろびることはない

だが 年寄りは死ぬかもしれぬ

18 :1:04/03/16 15:22 ID:bWnQOZWh
ぼくがドイツを去ってから

いいひとが たくさん死んだ

指を折ってかぞえると

こころから血がながれそうだ

でも かぞえずにはいられない

亡骸がこの胸のうえに

ころがってくるようだ


19 :1:04/03/16 15:24 ID:bWnQOZWh
それも消え ああ 朝だ

窓にさすフランスのあかるい陽のように

うつくしい妻がほがらかにやってきて

にっこりとドイツの憂いを追いはらう

20 :sirabe ◆Q531BMQ/Wo :04/03/16 17:17 ID:vSVix6wN
「夜のおもい」はなんだか、「山のこえ」と対をなすような詩ですね。
騎士がマザコンというのは僕の勝手な解釈だったわけですが、
マザコンも悪くないですよ。マザコンの人は優しいから。
「ばら ゆり」の「おまえ」は、恋人じゃなくて自分の娘のことなのかな。
そんな気がしました。
まあ、ばら ゆり はと 太陽にうっとりするというのは最近はなかなか
無いですけどね。でもこういうの好きです。



21 :sirabe ◆Q531BMQ/Wo :04/03/16 17:22 ID:vSVix6wN
まあ、ハイネのことはあんまり知らないので感想しか言えないわけです
が。

22 :1:04/03/16 17:40 ID:bWnQOZWh
近代抒情詩の黎明を告げたハイネの詩は、
その若い生命と力ゆえに
永遠に読みつがれる青春の書ですわ。

23 :1:04/03/16 17:43 ID:bWnQOZWh
「はじめほとんど」

はじめほとんど絶望し

たえられまいと思ったに

どうやらしのんでこられたが

問うてくれるな そのわけは

24 :1:04/03/16 17:46 ID:bWnQOZWh
「むかしゆめみた」

むかしゆめみた やきつく恋を

きれいな髪に 天人花(ミルテ)に木犀草(レセダ)

甘いくちびる にがい言いわけ

かなしい歌のかなしいしらべ

25 :1:04/03/16 17:47 ID:bWnQOZWh
いつしか夢は色あせ消えて

いとしいひとの姿もうせた

あついこころをささげて書いた

あまいしらべの歌だけのこる

26 :1:04/03/16 17:49 ID:bWnQOZWh
すてられた歌よ おまえも行けよ

そしてさがせよ むかしの夢を

会えたらよろしくつたえておくれ

はかない影におくるはかなさ

27 :1:04/03/19 22:17 ID:8Q4QtA7Z
だれも来ないみたいだから
ここでハイネの傑作、

「ローレライ」

かなしみに胸ふたぐ

ゆゑこそは知らねども

ただそぞろ うかびくる

ふるき世のものがたり

ゆふされば風ひえて

ラインいま音もなし

しづむ陽に山のみね

くれないにかがやきて

見よ 岩にすわりたる

うるはしきかのをとめ

こんじきのかざり映え

くしづける金の髪

28 :1:04/03/19 22:22 ID:8Q4QtA7Z
金の櫛うごかしつ

かのをとめ歌うたふ

うたごゑのあやしくも

こころゆするそのしらべ

小舟やるふなびとは

きき惚れてなやましく

岩の上をあふぐのみ

舟路をもきはめえで

ああ 波にのまれなむ

舟もそのふなびとも

げに 歌のちからもて

魔の岩(ローレライ)のなすわざぞ

29 :sirabe ◆Q531BMQ/Wo :04/03/19 23:15 ID:b+7hgtd6
おお。それは知ってるかも。
歌詞じゃなかったですか?

30 :1:04/03/20 16:37 ID:ggu4RtVp
ハイネと言えば「ローレライ」,「ローレライ」と言えば ハイネ,ハイネの名を知らない者でも,ジルヒャーの

「ローレライ」の曲を聞いたことのない人は少ないだろう。

その作詞者がハイネだ。ハイネはユダヤ人だった。それでハイネはユダヤ人解放を促したナポレオンに傾倒し,

その一方で,世間の偏見・差別と身を以て闘わねぱならなかった。彼の受難は死後も続く。あのナチスの時代,

彼の著作は焚書の難にあい,ナチスによって禁止された。だが,彼の「ローレライ」は「よみ人知らず」として

大っぴらに歌われていた。あのナチスでさえ,ハイネの名詩を弾圧できなかったのである。



31 :1:04/03/20 22:33 ID:ggu4RtVp
「悲劇」

春の夜に霜が降ったよ

やわらかい青い花にも

その花は枯れて死んだよ

32 :1:04/03/20 22:34 ID:ggu4RtVp
若者が娘にほれて

親たちの知らないうちに

こっそり駆け落ちしたよ

33 :1:04/03/20 22:36 ID:ggu4RtVp
国々をさすらい歩き

幸せにめぐりあわず

二人ともやつれ死んだよ


34 :1:04/03/20 22:38 ID:ggu4RtVp
娘の墓場に一本の菩提樹が立っている

小鳥がそこをさえずり 夕風がざわついている

水車場の若者が恋人といっしょにすわる

35 :1:04/03/20 22:39 ID:ggu4RtVp
木下の青草のうえで

36 :1:04/03/20 22:42 ID:ggu4RtVp
風がしずかに気味わるく吹く

鳥が甘くかなしく歌う

しゃべっていた二人は急に口をつぐみ

泣いてしまったがなぜだかさっぱり解らない

                        (ラインの河畔でふと聞いた
                         これはまことの民謡です)

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